大学正規留学

世界には何千、何万、何十万校もの大学が あり、日本では学べないような専門知識 や技術を学ぶことができる。
入学制度は、国により大きく異なるが、一般的に日本 で行われているような入学試験はなく、 各大学が設けた入学基準さえ満たせば誰 でも入学することがでるという特徴があ る。但し、誰でも入学できるからと言って、 誰でも卒業できるわけではないのが海外 の大学なので、しっかりとした目的もなく、 単に「海外の大学へ行きたい・・」と考えて いる人は卒業できずにドロップアウトな どということになりかねない。
まずは、まずはしっかり目標を持って留学するよう にしょう。2年制の短期大学(College)な どもあり、大学(University)ほど難しいレ ベルでない教育機関もあるので、自分の 学力や将来の目標などを踏まえて自分に 適した大学を見極める必要がある。

アメリカ

アメリカには、CollegeやCommunity Collegeと 呼ばれる2年制の短期大学(以下カレッジ)と Universityと呼ばれる4年制大学(以下大学)の2 種類が存在し、アメリカ全土に総計約4000校も のカレッジ・大学が存在している。
ほとんどのカレッジ・大学で留学生の受入を行っており、それ ぞれの学校により入学基準も異なる。
一部の優秀な学校を除き、日本のような「入学試験」は存 在せず、入学するためには、高校での成績と英語 力(主にTOEFLと呼ばれる英語能力能力試験の スコア)を証明することで入学ができる。
カレッジは、TOEFLスコアも450点程度から入学可能で、 大学は最低500点、主に550点程度の英語力を求 められる。
また進学後の学業のレベルも、カレッジと大学ではかなりの開きがある。そのため、英 語が苦手な最初の2年間をカレッジで過し、3年 生から大学に編入をするという方法を取る生徒 も多い。但し、この場合、大学編入後のレベルに ついていけないリスクもあるため、編入先は慎 重に選ぶようにする必要がある。

カナダ

カナダもアメリカ同様、CollegeとUniversityが 存在しており、カナダのCollegeはより専門学校 的な特色を強く併せ持つ職業訓練コースと4年 制大学への編入プログラムのコースがある。
Universityは、全土に私立、州立大学が存在し、入 学には非常に高いレベルの学力、英語力が要求される。
アメリカは、レベルの高い大学からレベルの低い大学まで選択肢の幅が非常に広いため、 留学生の学力に応じた大学を選ぶこともできるが、カナダはどの大学も優秀で、カレッジでさえ、 TOEFL500点以上のスコアがなかれば入学させてもらえない。

進学後の勉強が大変なのは、アメリカもカナダも変わりないが、入学できるまでの期間(語学力 の準備など)は、カナダの方がはるかに時間がかかると考えよう。

オーストラリア

オーストラリアでは、約40の大学(University) が存在し、そのほとんどが公立大学である。
イギリス同様、基本的に3年間で大学は卒業となるた め、日本の高校を卒業した生徒は、ファウンデー ション(Foundation)コースと呼ばれる準備コ ースにまずは進学をする。

大学の教育レベルは高く、地元オーストラリア 人学生でも苦労するので、留学にとっては覚悟が必要。
また、アメリカやイギリスのCollege(短 大)にあたる教育機関として、TAFEと呼ばれる 職業訓練校が約100校存在する。
TAFEは、専門学校の役割を果たし、学ぶ期間に応じて Certificate(3ヶ月~1年)、Diploma(1年~2年)、 Higher Diploma(2年~3年)と分かれる。
ちなみにオーストラリアでは、特定科目のコースを2年 間受講した場合、永住権の取得に非常に有利と なり、その他の条件とうまく合わせて永住権の 申請が可能なため、永住権の取得を目指す人に 人気となっている。

ニュージーランド

ニュージーランドには8つの大学があり、その全 ては公立大学となっている。
教育制度はオーストラリアとほとんど同じで、基本的に3年間で大 学は卒業となるため、日本の高校を卒業した生 徒は、ファウンデーション(Foundation)コース と呼ばれる準備コースにまずは進学をする。
オーストラリアのTAFEにあたる教育機関として ポリテクニックと呼ばれる公立の職業訓練専門 学校が23校存在する。
ポリテクニックは、専門知識や技術を実践的に学ぶ専門学校で、留学生 でも比較的簡単に入学を果たすことができる。
コースは、Certificate(3ヶ月~1年)、Diploma(2年~3年)に加え、4年~5年程度で学位の取得が できるコースもある。もちろん、大学と単位互換 できる制度もあるので、ポリテクニックから大 学へ編入をすることも可能。

イギリス

イギリスには、Bachelor Degree(学士号)の取得 ができるUniversity、CertificateやDiplomaの取 得ができるCollege、その両方の取得ができる University Collegeと呼ばれる3つの教育機関が存在する。
Universityと呼ばれる総合大学は、約100校存在し、1校を除き全てが公立の大学となっている。
イギリスの大学の教育レベルは非常に高く、世界最高レベルといってもいいでしょう。
教育内容もかなり細分化されており、専門分野 を徹底的に学びたい生徒に向いている。とはい えアメリカ同様、入学試験があるわけではない ので、高校時の成績と英語力の証明があれば入 学はできる。但し、イギリスの教育制度では、大 学は3年間で、専門課程のみを学習する。
日本の高校を卒業した場合、大学進学前にファウンデーション(Foundation)コースと呼ばれる大学進 学準備コースで基礎的な知識・教養を勉強した後、 大学に進学をすることになる。
Collegeについては、16歳から入学できる職業訓練コースや大学 への編入を目指したコースなどが存在する。

アイルランド

アイルランドの教育制度は、3段階に分かれてお り、日本の小学校にあたるファーストレベル、日 本の中学校・高校にあたるセカンドレベル、そし て大学・専門学校にあたるサードレベルとなっている。
サードレベルは、2年制のカレッジや専 門学校、そして4年制の大学に分かれる。
4年制大学は、国内に7校あり、その全ては公立である。
国の助成を受けて運営されているため、アイルランド人学生の入学が優先される上に、非常に 高度な英語力や専門知識(日本で通常大学1~2年生で学習するレベル)が必要なため、留学生に とっては非常に狭き門であると言える。
アイルランドにもCollegeは、数多く存在し、1~4年間 でCertificate、Diploma、Degreeを取得できるた めカレッジへの留学が一般的。
優秀な成績を修めた場合には、Universityへの編入の道も開ける。

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